生後どれぐらいで柴犬を飼い始めるのがいいのか
柴犬は生まれてから時間がたちすぎると、なついてくれない性格を持っています。海外では、犬をたくさん飼う意図が多いようですが、日本の場合には1家族に1頭が主流です。たくさんの犬と生活を共にするのなら、生まれてから時間がたってからでも、飼い主になつく可能性が高いようですが、日本の場合はそうはいかないようです。
柴犬に限らず犬は、生後2か月から3か月の間で、家族を認識し始めます。そのために、柴犬を飼い始めるのなら、生後3カ月までのものがいいでしょう。そうしないと、なかなか心を開いてくれません。
ただし、日本の柴犬はある程度ペットとして生きてきているので、どんどん、家族を認識することに対して柔軟になってきているといわれています。購入した柴犬が生後3か月を超えていたからと言って、あきらめずに愛情を注ぐことで、信頼関係は築くことができることでしょう。
犬と飼い主の関係では、犬は一人しか飼い主と認めないといった話もあります。飼い主に先立たれた犬が、いつまでの主人を待つ忠犬ハチ公などはその最も足る例でもあります。
そのために子犬の時期から犬と飼い主の関係を気付いておかないと、後々全くなついてくれなくなったりもするのです。また、散歩などに出かけて、ほかの犬とのかかわりを持たせることで、人付き合いならぬ犬づきあいのできる犬となるのです。つきあい方がわからない犬は、ほかの犬を見かけるだけですぐに吠え出してしまい、近所からも迷惑がられるのです。
とにかく、犬を飼い始めるのなら、生後3か月を目安として考えるといいでしょう。